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「四国へんろ道文化」 世界遺産化の会 みんなで目指そう!世界遺産への登録

2017年03月

2017年次フォーラムを3月12日にえひめ共済会館で行いました。

2017年03月17日

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「四国へんろ道文化」世界遺産化の会では3月12日、えひめ共済会館で2017年次フォーラム「四国遍路の世界遺産暫定リスト入りとへんろ道の保全管理」をテーマに52名の参加者で開催しました。
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開会の挨拶をする小山田憲正代表世話人


基調講演では「四国遍路の世界遺産国内暫定リスト記載について」と題して香川県文化振興課の北山健一郎氏による講演があり、「四国遍路は過去から現在、未来へと続く四国が誇る文化的な伝統がある。未来へ継承する為の手段として世界遺産化を推進している。昨年8月に文化庁に提案書を再提出したが、まだ正式な回答をもらっていない」と話された。また遍路に関する研究や札所・遍路道の史跡化の進捗状況なども解説された。「世界遺産登録後の課題として四国遍路を文化財として保全する事と地域振興に生かすこととのバランスが大事。地域住民の理解と協力が必要。世界遺産化は四国をより良い地域にする手段でもある」と参加者に呼びかけた。
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基調講演の北山健一郎氏



第二部のパネルディスカッションでは「へんろ道の維持管理と活用の取組」をテーマに、加茂谷へんろ道の会・横井知昭会長、大月へんろ道保存会・山下正樹事務局長、職業能力開発指導員の亀山啓司氏、畑野川お接待所・日野明勅会長の各パネラーの方々から遍路道の保全活動や歩き遍路さんのお接待活動についての日頃の活動内容などの報告があった。
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 各パネラーの方々とアドバイザーの北山氏とコーディネーターの阿部世話人